何故?を考えるブログ。

トレーナー活動、施術を行うなかで、疑問を持たれた事に対する、説明やフォローアップをするためのブログです。

体のクセは何故できる?

クセはどうしてできるのかと言われると、、、

一言で言うと

「体がその動作を覚えてしまったから」

 

 

最近、こんなことを聞きました。

「ベビーベッドは部屋の隅に置くな」

 

ベッドを、部屋の隅に置くと

赤ちゃんは、声をかけられたときに、一方にしか体を捻らない状況になる。

そうすると、体に一方に捻るクセがつく。

 

もしも、ベビーベッドを置くときは

部屋の真ん中に、そして、両方から均等に声をかけて、と。

 

これは、極端な話ですが、

要するに、

産まれたときから、クセはできるということです。

 

 

人間の動きは

脳→神経→筋→骨  の順番で起こる。

 

脳で命令をして、神経がその伝達、筋肉が縮み、骨を引っ張って、動きができる。

 

筋肉につながる神経は、たくさん数がある。

 

 

体が動作を覚えるとき、

たくさんある神経の中から、同じところを安定して通るまでは

 

300回から500回かかると言われている。

この同じ神経を使うことがクセになるわけです。

 

そして、

悪いクセを取りたいとき(動きの再学習)には

3000回から5000回、別の動作を繰り返さなければいけないとされます。

 

 

また、正しい体の使い方をしないと怪我が増えるリスクがあります。

 

<まとめ> 

クセは産まれたときから作られる。

一度覚えた動作は修正するのは大変。

だけど、繰り返すことで修正できる。